美味しい燗付けの作り方
当蔵酒の燗付のコツ
湯煎で、あせらず、ゆっくりとが基本です。
手鍋に徳利の肩くらいまでの湯を沸かし、
弱火にして徳利を入れ、
適温になるのを待ちます。
手軽に楽しむなら電子レンジでも作れます。
ご家庭で熱燗を美味しく作るコツや
熱燗にぜひ合わせていただきたい
おつまみも紹介しています。
How to make
熱燗のしかた ・ 熱燗の入れ方
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01 湯煎で作る
手鍋に徳利の肩くらいまでの湯を沸かし、弱火にして徳利を入れ、適温になるのを待ちます。温度計を使えば確実ですが、かき混ぜると酸化が進んで風味が変わってしまうので、自然な対流に任せましょう。純米大吟醸と純米吟醸は、40 ~50 °Cのぬる燗が最適です。 特別純米酒は、50 °C以上の熱燗で。特別純米原酒は、火入れを再現するように 60°Cの熱々燗にして、ゆっくり冷ましながらお飲みください。
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02 電子レンジで作る
手軽にお燗を楽しめるのが電子レンジの良いところです。
耐熱の容器を2つ用意し、それぞれに90mlずつ入れて電子レンジに入れます。
時間は500~600Wで一合(180ml)あたりおよそ1分が目安です。
2つのお酒を、温めた徳利や片口にゆっくり移し、お燗をお楽しみください。
(2つに分けてから一つにまとめることで温度ムラ無くたのしむことができます) -
03 平盃のすすめ
熱燗を飲むとき、もしご用意できるなら「平盃」(ひらはい)で飲んでみてください。平盃はお皿のような盃で、口の中全体にお酒が広がることで味わいを存分に楽しむことができます。また、平盃でもおちょこでも、お酒を注ぐときは静かにゆっくりが基本です。焦らずゆっくりとした時間をお楽しみください。
Appetizers
お燗のお供に
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01 長いも野焼き
青森県特産の長芋を輪切りにして、シンプルに炙りにしたもの。
塩で食べると濃厚な長芋の味を楽しめます。
七郎兵衛 純米吟醸 美山錦の熱燗がよく会います。 -
02 十和田牛ローストビーフ
素材の良さを閉じ込めたローストビーフ。
肉には七郎兵衛 特別純米 華吹雪を熱燗でどうぞ。 -
03 ほたての貝焼き味噌
陸奥湾特産の帆立貝の鍋に貝柱を味噌味の卵でとじた青森の郷土料理。
七郎兵衛 純米吟醸 山田錦を上燗で合わせるのがおすすめ。
全て手作りのこだわり
当蔵では、実り豊かな津軽平野越しに
見上げる
岩木山の名を冠し
岩木山の伏流水を汲み
津軽平野の米を主原料として
米洗いから麹造り、醪、上槽まで
一貫した手仕事で酒造りを続けてまいりました。